盛岡中央高等学校
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Courage to take step~一歩踏み出す勇気~

栃丸 新之介

僕はシドニーに11ヶ月留学していました。シドニーはオーストラリアの首都で、色々な国の人が沢山いました。留学に行くまでとても不安でした。最初の頃は全く英語で話せず、周りより1番勉強ができていませんでしたが、目標を2つ決めて行きました。1つ目は友達を作ることです。でも全く英語で話すことが出来ず、周りの全員が自分より話せる人でしたが、学校のバスケットボールのチームに誘われて、英語が出来なくても、スポーツでコミュニケーションをとる方法があることを知りました。

英語が話せなくても、スポーツはどこも一緒なのでバスケをしてる時は話してる事が分かったし、対面で話さなくてもコミュニケーションが取れることに気づきました。他の高校と試合をする時も沢山あり、色々なところで成長することが出来ました。

これらの影響で友達が増えて、相手が何を話しているか聞き取れるようになり、会話する力が上がりました。しかし、スポーツ以外の所では留学後半まで、このまま海外に居ることに腹をくくれてなく、留学したことに後悔してました。

しかし、以前シドニーに留学していた大学生の先輩が1ヶ月だけ自分達と一緒に滞在しました。自分はこの人から、沢山のことを学んだし、いい刺激になりました。楽しかったこともあったし、その分吸収したことも沢山ありました。特に、学校で学校の帰りに話していた時が楽しかったことを覚えています。この人と出会ってなかったら、今とはだいぶ違う状況になってたと思っています。

ここから、自分なりに伝わるように表現する努力をしました。このような努力から、留学の後半から、自信を持って話すことができるようになりました。

これらの経験から感じたことは、この11ヶ月とても長かったなと感じました。大変なことも沢山あったし、帰りたいと思うことも何回もありました。努力はしたけど、成長したか不安だったんですが、周りの人達が小さな変化を成長と言ってくれて、とても嬉しかったです。

この留学で1番学んだことは色々な人のありがたさでした。留学中に色々な人に迷惑かけたし、日本にいる時と同じように関わってくれた友達や、オーストラリアで関わってくれた人の支えで最後まで過ごすことが出来ました。特に高いお金を払ってまでも、このような特別な経験をさせてくれた親にとても感謝しています。

これからは留学でついた力を活かして、勉強を頑張ることはもちろん、1年間支えてくれた人たちの手助けが少しでも出来ればいいなと思っています。本当に色々な人が支えてくれて留学が出来たと思います。これからも大学に向けて勉強して、感謝を忘れず過ごしていきたいと思っています。