盛岡中央高等学校
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2019年 国際姉妹校友好交流団報告

Le College Sainte-Anne de Lachine(カナダ ケベック州)訪問

期日:2019年11月24日(日)~ 12月4日(水)
人数:3名

生徒コメント(2年)

私が姉妹校派遣で訪れたケベック州モントリオールでは、日本とカナダの建物の違い、最先端の技術の物や考え方を学ぶことができた。今回はフォーラムの際に私たち家族が受け入れた子の家に交換留学生として訪問したが、ホストファミリーの制度はとても高校生にとって刺激的であるものと感じた。

英語には正直自信もあったが、やはり英語圏にいき、ネイティブな人と話すと緊張もしてしまうし、文法や単語があまりうまく使えなくなってしまう。しかし、ホストファミリーの方は投げやりに話したりせずに本当の家族のように私の話を親身に聞きいれ、間違った単語は指摘し直してもらい、英語の向上に役立つと感じた。

その結果、私とバディは国境を超えた素晴らしい関係で結ばれることができた。中央高校はホストファミリーをする機会がたくさんあり、みんなにホストファミリーを通じてたくさんのメリットがあることを伝えていきたいと思った。

SMA Dwiwarna(インドネシア)訪問

期日:2019年11月30日(土)~ 12月9日(月)
人数:3名

生徒コメント(2年)

今回の研修は今まで自分が築いてきた固定概念を作っては壊す、そしてまた作っては壊すの連続だった。

Dwiwarna高校では生徒会が中心となって、断食(ラマダン)の時期になると貧困地域に住む人たちのところへ行き、食べ物や衣服の提供、また、学校へ行くことができない子どもたちのために教科書を配るイベントを行っていた。同じ年の、同じ世代の高校生が地域を、国を良くしようと行動を起こしていることに、とても刺激を受けた。

インドネシアでの派遣期間は私に将来を考えるきっかけを与えてくれた。ここの経験から私は日本とインドネシアの架け橋になりたいと強く思うようになった。世界を明るくするために必要とされる人材になりたい。そのために、今ある恵まれた環境に対しての敬意を表し、身の回りにある問題を自分事として本気で考え、行動を起こしていきたいと思う。

St Joseph’s Institution (シンガポール)訪問

期日:2019年11月1日(金)~ 11月12日(火)
人数:3名

生徒コメント(2年)

私は、シンガポールの姉妹校派遣に行ってきました。シンガポールは、著しい経済成長を遂げた国として有名で、それを成し遂げられた理由の一つとして「エリート教育」があります。このことに注目し私は、「シンガポールと日本の教育の違い」を研究テーマに掲げ、現地で学んできました。

研究テーマを設定して、現地で学んでみて思ったことは、私が想像していたよりもシンガポールの教育は発展していたことに驚きました。やはり教育への意識が国として高いなと感じました。学生の頃からパソコンを使いこなすことや英語と母国語を学ぶことなどグローバル化が日本より進んでいました。

また、MUNに参加して、世界の現状をもっと学んでいかなければならないと感じました。最近では海外でのデモや日韓関係などの問題について、ニュースで目にします。そのようなことに関心を持って、世界のことについて学んでいきたいと思います。

今回の研修で得たことは、これからの勉強のモチベーションにもなりました。大学受験まであと一年、自分の勉強に対する意識を高めていかないとシンガポールのような高いレベルには届かないなと感じたので、このような経験をさせていただいたすべての人に感謝し、残り一年頑張っていきたいと思います。